ナンシー・ウィリアムさんが考案した「老干媽」入りマッシュポテト。
中国製品の海外進出は自信を持ち戦略的に
グローバル化の進展に伴い、海外製品がこぞって中国市場に進出している。同時に外来文化の大量流入と宣伝戦略の影響によって、中国人の海外製品に対する崇拝度も上がるばかりだ。現在、海外での中国人による爆買いや国内での越境電子商取引の流行は、海外製品によって中国製品の生存空間がさらに脅かされていることを意味する。とはいえ、国内で冷遇されている中国製品も「目には目を」で海外市場に進出しているのには慰められる。それらは、自分の生きる道を開拓すると共に、自国民にたいし自身の実力を証明している。「百雀羚」は近年、国内でも販売を伸ばし始めている。昨年の「独身の日(11月11日)」には1億元を売り上げた。海外市場で成功し、返す刀で国内市場も成功させた「救国」ブランドである。
もちろん、中国製品は国内で信頼性の危機を迎えている。かつて国内製品の品質問題が少なからず起こったことが原因の1つだ。中国メーカーはこれを重視し、反省すべきだ。メーカーは自戒し、鍋の中にネズミの糞一粒も入っていてはならないようにすべきだ。商品を「国産品」と「舶来品」に分けたとき、低品質の国産品がひとつでもあると、全ての国産品のイメージが毀損してしまう。ブランドの樹立や口コミの蓄積は、数日で形成されるものではない。長い過程を必要とする。国産に対する自信を消費者に呼びかけるのと同時に、国内企業もそれに見合った製品を出していくべきである。
(チャイナネット)
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