中国人民銀行(中央銀行)関係当局の責任者は24日、英国の欧州連合(EU)への残留・離脱をめぐる国民投票の結果について、「中国人民銀行は英国のEUをめぐる国民投票の様子を見守ってきた。離脱の結果が発表された後の金融市場の反応に注目し、対応マニュアルを整えた」とのコメントを発表した。人民日報が伝えた。
同責任者は、「人民銀は安定した金融政策を引き続き実施し、複数の通貨政策ツールを総合的に運用し、流動性の合理的なゆとりを保ち、金融の安定を維持する。人民元レートの市場化された形成メカニズムをより改善し、人民元レートが合理的でバランスの取れた水準で基本的に安定を保つようにする。関わりのある各国の中央銀行や金融当局、主要国際金融機関との政策的な情報交換や協力を一層強化する」と述べた。
(人民網日本語版)
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