新華網北京6月24日(記者/靳若城)中国外交部の華春瑩報道官は23日の定例記者会見で、『国連海洋法条約』の尊重は、フィリピンが一方的に提起したいわゆる仲裁案のプロセスを必ず尊重し、受け入れねばならないこととイコールではないと表明した。
華報道官は、『条約』の諸規定は一つの分割できない全体的なもので、『条約』尊重の肝心な点は、『条約』の関連規定を善意をもって、全面的・完全に解釈・適用せねばならないというところにあり、好むところだけを取り入れ、好まないところを放棄してはいけないし、国が異なるからといって二重基準を採り入れてはいけないと強調した。
(新華社より)
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