新華網ワシントン6月17日 (記者/江宇娟)米国商務省のステファン・ セリグ国際貿易担当次官は15日、中国企業による米国投資が着実な成長を維持することが見込まれるとの見方を示した。
セリグ次官は当日第3回「セレクトUSA(SelectUSA)」投資サミットのメディアブリーフィングで、中国経済は現在、投資駆動から消費駆動へ転換する成長モデルにあり、成長はやや減速しているが、経済総量は依然として絶えず拡大しており、中国企業による米国投資は着実な成長を維持し続けるだろうと表明した。
セリグ次官は、中国による米国投資は米国に収入の高い雇用を創出するだけでなく、中国経済のモデル転換にも役に立つので、両国にウィンウィンのチャンスを創造したと述べている。
米国商務省の統計データによると、2014年における中国の米国での対外直接投資ストックは101億6900万ドルだった。金額は比較的少ないが、成長率では当年が最も速いという。2013年に、米国で投資した中国企業は現地に3万7400人の雇用を創出し、米国での研究開発投資額は4億4900万ドルに達し、米国の輸出に14億ドル近くの貢献を行った。
第3回「セレクトUSA」投資サミットが6月19日から21日にかけてワシントンで開催され、70余カ国と地域から来た企業が今回のサミットに参加し、そのうち150社余りが中国企業となっている。
(新華社より)
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