新華網東京6月17日(記者/沈紅輝 劉秀玲)日本放送協会(NHK)は16日、在日米軍の犯罪を防ぐため、日本政府が15日に「沖縄地域安全パトロール隊」を創設したと報じた。
最近、在日米軍の軍属1人が沖縄の女性を殺害した疑いで逮捕された。日本政府は「沖縄地域安全パトロール隊」創設の目的は、この類の事件の再演防止にあると伝えている。
長年にわたり、日米両国政府は在日米軍の犯罪に対し措置を講じて途絶させると再三表明してきた。しかし、日米地位協定の庇護を受け、在日米軍は優先的な司法管轄権を享受し、犯罪後もその多くが日本の法的追究から逃れることができたことから、問題は根絶しにくかった。日本・沖縄県の民衆はこれに対し強い不満を覚え、ここ数年にわたり現地で大規模な集会や抗議活動を行い、米軍の沖縄撤退や日米地位協定の抜本的改正などを求めていた。
(新華社より)
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