日本メディアの報道によると、日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が6日発表した5月の国内新車販売台数のうち、燃費データ偽装が発覚した三菱自動車の「eKワゴン」、「eKスペース」と、三菱自動車が日産自動車に供給している「デイズ」、「デイズルークス」の販売台数はゼロだった。
報道によると、5月18日に燃費データの不正測定を発表したスズキの軽自動車「アルト」、「スペーシア」は販売台数が第7位、第9位だったが、それぞれ前年同期に比べ9.8%減、17.0%減となった。
トップは2015年12月に新型車が発売されたトヨタのハイブリッド車「プリウス」で、販売台数が2万1527台と、前年同期に比べ2.5倍に増えた。
日本自動車輸入組合が同日発表した5月の海外ブランド車輸入台数は、ドイツのフォルクスワーゲンが9.7%増となり、9カ月ぶりに前年同期を上回った。フォルクスワーゲンは昨年9月の排ガスデータ不正のスキャンダルが明るみとなって以降では、初めて販売台数が増加した。同協会の責任者は、フォルクスワーゲンがスキャンダルの影響から「徐々に抜け出だしている」と説明した。
(チャイナネット)
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