たびたび話題となる中産階級だが、中産階級と言われる人はどのような人か。これには8つのポイントが挙げられる。
(1)月収4万5千元、年収50万元以上
(2)安定した収入以外に、100万元以上の資産
調査によると、成功を自認する中産階級の回答者の多くは流動資産150万元以上の人だった。流動資産が150万元なければ中産階級でも成功したとは言えないということだろうか。
(3)金銭に加えてマイホーム、マイカーもポイント
中産階級という言葉で多くの人がイメージするのが、金銭、マイホーム、マイカーではないだろうか。一線都市(北京 上海 広州 深セン)に少なくとも1軒の別荘またはマンションを持ち、乗っている車も一流ブランド。中産階級と言われるには、そんな物質的要素が暗黙の基準となるという。支払いはもちろん一括だ。住宅ローンやカーローンを毎月払っているような人は中産階級とは言えない。
(4)立派な学歴と高い社会的地位
収入やマイホーム、マイカーなど目に見えるものだけでなく、中産階級の重要な判定基準と考えられるのが、学歴や社会的地位などの形のない要素である。一流大学卒業、海外留学の経験、EMBA(Executive MBA)取得などの輝かしい学歴や、CEOや有名企業家、有名大学の博士課程指導教員、何かの分野の権威など、きらびやかなキャリアが中産階級には似合う。