新華網ワシントン5月12日(記者/林小春)米航空宇宙局(NASA)は10日、電話による記者会見を行い、ケプラー宇宙望遠鏡で1284個の惑星の存在を一度に確認したことが、太陽系外の既知の惑星の総数をおよそ2倍に増加させたと発表した。
この研究結果は最新の米天文学専門誌『アストロノミカル・ ジャーナル(Astronomical Journal)』に発表されている。確認された惑星のうち、550個近くが地球に似た岩石惑星である可能性があり、そのうちの9個がその主星のハビタブル・ゾーン(生命生存可能領域)内にある。ハビタブル・ゾーンにある太陽系外惑星もこれにより21個に増えた。
これで、人類がすでに確認した太陽系外惑星は3200個を上回り、そのうちの2325個がケプラー望遠鏡で発見されたものだという。
NASAの主任研究員のエレン・ストファン博士は、この発見は人々に希望をもたらし、「宇宙のどこかにある、私たちの太陽に似たある主星の周りで、我たちは最終的にもう一つの地球を探し当てることができるでしょう。」と評価した。
(新華社より)
関連記事: