新華網天津5月9日(記者/李国利、陸曦)記者が中国有人宇宙飛行プロジェクト弁公室から得た情報によると、新型ロケット「長征七号遥一」は8日、天津から打ち上げ任務を執行する海南衛星発射センターに移動した。
計画によると、「長征七号遥一」は5月中旬に海南衛星発射センターに運送され、既定の手続きに沿ってテスト業務を実施し、6月下旬に打ち上げを行う。今回の打ち上げは有人宇宙飛行プロジェクト宇宙空間実験室で4段階に分けて行う宇宙飛行任務の第一弾になり、中国が新設した海南衛星発射センターでの初めての打ち上げ任務でもある。
長征七号は中国有人宇宙飛行プロジェクトで貨物輸送用宇宙船の打ち上げのために新しく研究開発されたキャリア・ロケットになる。中国の新世代中型キャリア・ロケットの基本型番で、液体酸素を酸化剤とし、またケロシンを燃料としたエンジンなどの新技術を採用し、地球低軌道輸送能力は13.5トンで、人工衛星などのその他の打ち上げにも使用できる。