免税店に不正行為があることは明らかだ。不正な免税店は日本人、又は一般客に対して接客を行わず、中国の団体客専門で対応し、現地旅行社と免税店が提携する。ガイドは健康食品を医薬品と呼称し、効能を誇張して観光客に売り込む。店員はわざと「薬局が専門販売する」商品だと説明し、消費者を誤導する。ガイドたちは故意に同じ時間帯に観光客を店内に連れて行き、「爆買い」のように見せかける。
日本の政府部門の監督管理不行き届きも中国人観光客が相次いで騙される要因の一つになっている。駐日本中国大使館領事部はこのトラブルについて日本の消費者庁、観光庁などの部門と何度も協議を行ったが、一律に「力が及ばない」という回答を得ただけで、且つ各政府部門間で責任を転嫁し合う事態が深刻化している。
不正な免税店が中国人観光客の目を誤魔化し、騙す行為を放任し、放置することで最終的に損なわれるものは日本のイメージだということは確かだと断言できる。
(新華社より)
関連記事:
メーデー連休のツアー価格10%アップ 熊本地震で日本旅行に影
落ち込むファストファッション 値引き·在庫一掃のH&M GAP、ユニクロも低迷