新華網東京3月28日(新華社記者/劉秀玲)日本の二大野党である民主党と維新の党が27日結党大会を開催し、正式に合併して民進党となった。民進党は今年7月に行われる参院選挙で勝利が得られることを望んでる。しかし、自民党と公明党が組んだ連立政権に対抗できるかは、現在の状況からみて、その見通しが楽観的だとはいえない。
両党の併合
民進党の説明によると、民進党という党名には「国民と共に歩む党」という意味が込められており、旧民主党・維新の党の立場と理念を継承・吸収し、一般民衆の立場を代表し、立憲主義を堅持し、機構改革の推進に取り組んで、自由、共生、未来に向けた社会の建設を目指し、安全保障・外交分野において専守防衛政策を貫くという。
合併後、民進党の衆議院の議席数は96議席、参議院は60議席に増え、衆参両院計156議席で、2012年の安倍政権の発足以来、実力の最も強い野党となった。