新華網北京3月8日 (記者/華義)日本の厚生労働省による最新の調査で、900万人を超える肥満体形ではない日本人が代謝症候群を患っているというデータから、代謝症候群は肥満の人だけの病気ではなく、肥満でない人も注意が必要であることが示された。
代謝症候群は、体内のたんぱく質、脂肪及び炭水化物などの物質の新陳代謝が乱れる病理状態で、新陳代謝が複雑に乱れる病気を指す。通常は高血圧、高血糖、血脂異常の3つの指標のうち、2つが該当すれば、代謝症候群と診断される。一般的な常識として、肥満の人は代謝症候群を発症し易く、肥満は糖尿病、心臓・脳血管疾患 を誘発する危険な要素になる。
日本の『読売新聞』は7日、日本の厚生労働省のある研究チームは日本の国立長寿医療研究センターが1997年から2012年に実施した健康調査データを分析したと報じている。これらの資料は約4,000人の中高年男女の新陳代謝と健康状況をカバーしている。この結果によると、このうち約11%の男性と約14%の女性は、BMI指数は25足らずで、ウエストは基準値を超えていないが、依然として高血圧、高血糖、血脂異常という3つの指標のうち、2項目が該当していた。
(新華社より)
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