第12回全国人民代表大会第4回会議では6日、一回目の記者会見を開催、国家発展と改革委員会の徐紹史主任を招き、経済と社会の発展状況や「第13次五カ年計画」の綱要を説明しました。
徐主任は「昨年から、国際経済環境が複雑化し、国内経済の下振れ圧力も強まる中、党中央と国務院の力強い指導の下、安定の中に成長を求めるという行政の基本方針に則り、積極的に経済の新常態(ニューノーマル)に適応し、且つ導き、各方面の作業を着実に成し遂げてきた。総体的に見て、中国経済は合理的レンジ内で推移している」との考えを示しました。
さらに「第13次五カ年計画は、改革が全面的に推進される環境下において、中央の提案に沿って制定されたもので、政府とマーケットの関係をどのように処理するかがとりわけ注目されている。リソースの配分においてはマーケットの決定的役割を発揮させ、政府はその役割を適切に処理することで、マーケットと政府と境界線を明確にし、マーケットの積極的役割を引き出しつつ、政府のマーケットに対するリード作用を発揮するようにしたい。同時に、マーケットと政府の協力と呼応を際立たせることで、党の方針と政策を徹底させ、政策の具体的実施における采配の的確さを強調していくべきだろう」と述べました。
(写真は新華社より、文字は中国国際放送局より)
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