陳チーフエコノミストは、「今年1~2月のPMIと合わせて考えると、当面の経済運営にはなお下ぶれ圧力がかかるが、PMI低下は主に新旧の成長エネルギーの転換と需給のリバランスの過程での摩擦による低下で、短期的で季節的な低下という部分もある。春節要因がなくなるとともに、経済運営は徐々に安定を回復し、質が向上し、内在的成長の基礎が絶えず強化される」との見方を示す。
また2月の非製造業景況指数は52.7%で、前月比0.8ポイント低下した。このうち新規輸出受注指数、投入物価指数、販売価格指数、従業員指数、業務活動期待指数はいずれも上昇し、その他の主要指数は低下した。同連合会の蔡進副会長は、「建築産業と大口商品卸売市場の閑散期における落ち込みは、非製造業景況指数の低下を招く主な要因だ」と話す。
調査によると、2月には輸送や外食といった従来型産業の景況感が上昇し、新興消費市場は引き続き活発で、消費構造の高度化 多様化の流れが一層鮮明になった。特にサービス産業の求人が好転し、価格が上昇して、サービス産業市場の内在的エネルギーの増強ぶりをうかがわせた。不動産業景況指数と新規受注指数はなお50%に届かなかったが、前月より上昇しており、市場での取引が持ち直して小幅に上昇し、企業の期待感が高まる様子がわかる。
(人民網日本語版)
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