第52回ミュンヘン安全保障会議が12日、ドイツ南部のミュンヘンで開幕しました。
今回の会議には、30名の国家元首と政府首脳、70名を超える外相と国防相を含む約600名の代表が出席し、ヨーロッパの難民問題やシリア危機、テロ撲滅、サイバーセキュリティ、伝染病など、世界の安定と安全に関わる議題をめぐって14日まで討議が続く予定です。
このミュンヘン安全保障会議事務局のイシンガー議長は開幕式で、「世界の戦略的環境と秩序は冷戦以来、最も厳しい試練にさらされている。シリア支援国会合第4回外相会議で合意された内容は人々を奮い立たせるもので、今後、このような決定がより多く生まれ実施されるよう願っている」と述べました。
ミュンヘン安全保障会議は1963年に発足したもので、安全保障分野の「ダボスフォーラム」と言われています。
(中国国際放送局)
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