2016年2月3日、韓国・聯合ニュースによると、2月の卒業シーズンは韓国の花業界の書き入れ時だったが、昨今では卒業祝い自体が様変わりし、花が売れなくなってきている。
韓国の新学期は3月、2月は卒業シーズンだ。この日、卒業式が行われた慶尚南道の高校前にも卒業祝いの花束の売り場が設けられたが、よく見てみると、生花の花束はわずか1割ほど。ほとんどが安価な造花で、その大半が中国産だ。花を売りに来ていた店主によると「すぐに枯れてしまう生花よりも、あめやチョコレートを入れてきれいに作った造花の花束の方がよく売れる」という。最近では、せっけんを使った香りの出る造花も人気を集めている。
また、卒業祝いのプレゼントも一昔前とは変わってきており、現金やパソコン、スマートフォンなどを贈る人も多いそう。生花のプレゼントはもはや古臭いイメージすらあるようだ。
(Record China)
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