中国は1日午後3時29分(日本時間同4時29分)、四川省の西昌衛星発射センターから運搬ロケット「長征3号C」を用い、新世代北斗ナビゲーション衛星を予定の軌道に打ち上げることに成功した。新世代北斗ナビ衛星としては5基目、北斗ナビ衛星としては21基目。新華社記者 薛玉斌 撮影
新華網西昌2月5日(記者/黄益方、王琳琳、王玉磊)2月1日、中国は衛星測位システム「北斗」1基を打ち上げ、予定の軌道に入れることに成功した。これは中国の第5基目の新世代衛星測位システム「北斗」で、衛星間リンク、新型衛星信号システムなどの試験及び検証作業を共同で展開する最後の1基でもある。
2015年から現在までに、中国は4基の技術試験衛星を相次いで打ち上げ、衛星測位システム「北斗」のグローバルシステム計画及び技術基準を検証し、多数の衛星ネットワークを通じて検証任務を遂行した。
衛星測位システム「北斗」のグローバルネットワーク構築計画によると、2018年に「一帯一路」沿線国に最初の基本サービスを提供する。2020年までにグローバルサービス能力を備え、世界一流の衛星測位システムを確立する。
衛星測位システム「北斗」の報道官で、中国衛星測位システム管理弁公室の冉承其主任は「2018年までに中国は18基の衛星測位システム「北斗」を継続的に打ち上げる予定で、今後5年以内に40基近くの衛星を打ち上げる。」と述べた。
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