▽金融産業が引き続き最多
年末ボーナスは必ず支給されるものではないが、昨年は出て今年は出ないとか、昨年は1万元で今年は5千元などということになれば、働く人々はマイナスの感情を抱くようになる。智聯招聘の調査では、ホワイトカラーの15年年末ボーナスへの満足度は2.07にとどまり、14年の2.33を大きく下回った。
智聯招聘の調査データをみると、勤続年数が長いほど、年末ボーナスへの満足度は下がり、就職してから1年以内のホワイトカラーの満足度が最も高く2.11に達した。勤続1~3年の人は2.08、10年以上のベテランはわずか2.03だった。
「心がざわつく」データもあり、多くのネットユーザーが「他者との開きをみる」時期が来たという。勤続10年以上のホワイトカラーの年末ボーナスは平均1万8千元(約32万3千円)、1年以内は平均6千元(約10万8千円)で、勤続年数が一定の期間に達するごとに、ボーナスは2千元(約3万6千円)ほど上がることがわかる。
産業別にみると、金融産業のホワイトカラーの年末ボーナスの平均が最高で1万7千元に達し、引き続き全産業のトップに立った。以下、エネルギー、情報技術(IT)、インターネットの各産業が並び、いずれも平均1万4千元(約25万1千円)以上だった。サービス産業の平均は最低で6102元(約10万9千円)にとどまった。
都市別の平均をみると、杭州が最高で1万5千元(約26万9千円)を突破し、2位は北京の1万4412元(約25万9千円)、3位は上海の1万3532元(約24万3千円)だった。
(人民網日本語版)
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