デミストゥラ国連事務総長シリア問題特使は現地時間の25日、ジュネーブで開かれた記者会見において、当日開催予定のシリア各派による和平交渉が29日に延期されたことを明らかにしました。
デミストゥラ特使は、「緊密な調整とネゴシエーションを経て、交渉に参加するメンバーがほぼ確定した」と述べ、26日には通知を行い、29日にはジュネーブで和平交渉のテーブルにつける見込みであることを公表した他、交渉に参加する各代表団は各派を代表する資格を持ち、交渉は国連安保理第2254号決議の要件を満たすものであるべきことを強調しました。
昨年12月、国連安保理はシリア問題の政治解決に向けた決議を採択し、2016年1月上旬には国連を中心とするシリア各派の正式な和平交渉をスタートさせることをうたっていました。
(中国国際放送局)
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