英フィナンシャル・タイムズの中国語サイトは18日、「安倍氏、G7にロシア受け入れを呼びかけ」と題した記事の中で、日本経済新聞と実施した安倍晋三首相のインタビュー内容を掲載した。記事によると、安倍首相はインタビューの中でロシアに友好的な姿勢を示し、西側諸国にプーチン大統領との協力の再開を促した。これは中東の数多くの危機を解消するため、ロシアの協力が極めて重要になるからだ。
日本経済新聞がウェブ上で公開したインタビュー動画によると、安倍首相はサウジアラビアとイランの緊張関係、シリアの内戦、イスラム過激派の脅威について「ロシアの建設的な参与が必要だ。G7議長国としてモスクワを訪問するか、プーチン大統領を東京に招待したい。日本は地域と全世界の安定に向け解決案を模索する必要があり、プーチン大統領との適度な対話は非常に重要だ」と話した。時事通信社は先ほど、安倍首相が4月下旬に欧州を訪問し、ロシアを訪問日程に組み込む可能性があると報じた。
安倍首相はインタビューの中で、中国の海上活動についても言及した。安倍首相は、日本は東中国海と南中国海における中国の「一方的に現状を変えようとする試み」に反対するとした上で、これについて声を揃える必要性があることを国際社会に訴えるとした。安倍首相は中国経済について、中国は国際経済のルールを守るべきだと述べた。
(チャイナネット)
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