(7)中東の平和を推進するには各国が知恵を出し力を合わせる必要がある
パレスチナ イスラエル、シリア、イラクなどの問題は互いに交錯し合い、影響を及ぼし合い、複雑で難解だ。パレスチナ イスラエル問題に関しては、目には目を、歯には歯をというやり方では問題は解決できない。中東の平和を推進するには、各国が知恵を出し力を合わせる必要がある。シリア問題に関しては、中国は引き続き国連の役割と事務局長の調停に向けた努力を支持し、シリアの各方面が中間の道を見つけられるよう推進していく。
--2014年8月16日、潘基文(パン ギムン)国連事務総長との会談にて
(8)戦略的高みと長期的角度から中国 アラブ関係を見据える
中国は常に戦略的高みと長期的角度から中国 アラブ関係を見据えており、アラブ諸国と共に努力し、双方の全面的な協力と共同発展の戦略的パートナーシップを絶えず新たなレベルに引き上げていくことを望んでいる。
--2014年9月10日、中国-アラブ諸国友好年および第3回アラブ芸術祭に寄せた祝辞
(9)国情に合致した発展の道を自ら模索することを支持する
中東の歴史と伝統は独特であり、どのような発展の道を歩むかは地域諸国と国民に最も大きな発言権がある。国際社会は彼らが国情に合致した発展の道を自ら模索することを支持するべきだ。
--2014年11月3日、カタールのタミーム首長との会談にて
(10)相互信頼のよき友人、手を携えて共に進むよきパートナー
中国とアラブ諸国は相互信頼のよき友人であり、共通の発展の道を手を携えて共に進むよきパートナーだ。
中国は平和 協力、開放 包括、相互学習 相互参照、互恵 ウィンウィンのシルクロード精神を堅持し、アラブ諸国を含む世界各国と共に共同発展の促進と各国の人々の幸福のため努力していきたい。
--2015年9月10日、2015年中国-アラブ諸国博覧会に寄せた祝辞
(人民網日本語版)
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