中国の研究開発費の世界に占める割合が20%に達し、世界2位となった。国際科学技術系論文数の世界に占める割合が、9.9%から20.2%に上昇し世界2位となった――。中国科学技術部(省)の万鋼部長は11日に開かれた全国科技業務会において、「2015年の社会全体の研究開発費は1兆4300億元(1元は約17.81円)に達し、2010年の2倍になる見通しだ。うち企業の研究開発費が77%以上を占める。科学技術の進歩への寄与度は55.1%に達し、2010年より4.2ポイント上昇する見通しだ。技術取引総額は9835億元に達する」と話した。人民日報が伝えた。
万部長によると、中国の科学技術の全体水準は、量の拡大から質の向上に変化しつつあり、追い上げ中心から追い上げ 並走 リードが共存する新たな段階に入った。中国の国際科学技術系論文数は世界2位をキープし、被引用回数は2010年の8位から4位に浮上した。農業、化学、材料など7学科の被引用回数は、2015年に世界2位になった。国内の特許出願件数は2010年の110万9000件から263万9000件に、登録件数は74万1000件から159万7000件に増加し、それぞれ世界1位 2位を占めた。国家革新力ランキングは、2010年の21位から18位に浮上する見通しだ。
(人民網日本語版)
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