１月６日、日本東京の首相官邸前で、一人の市民は「日本政府はハルモニに謝罪」というプラカードを手に持って日韓の「慰安婦」協議に抗議した。
新華網東京1月7日（記者劉秀玲）日本の東京で100人近くの市民が６日夜、首相官邸前に集まり、日韓政府が被害者の要望を無視し、「慰安婦」問題について独断で合意したことに抗議し、両国政府が被害者の声に耳を傾け、「慰安婦」問題の正確な解決の道を探し出すように求めた。
市民らは「協議の撤回」、「金銭ではなく、真心で加害行為の反省と謝罪を」、「平和の少女像撤去を絶対に許さない」などと書かれたプラカードを手に持ち、「日韓政府が合意した『慰安婦』の政治協定に反対！」、「日本軍による『慰安婦』制度は戦争犯罪！」などと声高に叫び、日本政府が「慰安婦」問題の法的責任を認め、被害者に謝罪と賠償を行い、歴史の事実を教科書に記述するように求めた。
活動の代表者、小澤さんは次のように指摘する。日本政府は昨年末に韓国と「慰安婦」問題で合意した際に、「責任」と「謝罪」を提起したが、犯罪主体が日本政府であることを明確化しておらず、違法性に対する明確な説明にも欠ける。いわゆる首相の謝罪も安倍首相が直接、謝罪したのではなく、他者が謝罪声明を代読しただけで、受け入れることができない。小澤さんはまた、被害者を無視し、日韓政府が独断で締結したこの政治協定は容認し難いとして、「金銭で人類の尊厳を踏みにじる行為」を許すことができないと批判した。
活動の参加者、女性の渡辺さんは「日本政府の金銭を提供すれば済むというやり方は行き過ぎている。」と批判した。渡辺さんは日本政府が補償範囲を韓国だけに限定していることも道理に合わず、日本政府に他国の「慰安婦」被害者に対しても謝罪と賠償を行うように求める考えを示した。
