サウジアラビアのジュベイル外相(資料写真)
新華網リヤド1月7日(記者/王波)サウジアラビアのジュベイル外相は5日、サウジアラビアとイランの関係緊張化はシリアの平和プロセスに影響しない。サウジアラビアは引き続き国際社会と共にシリア問題の平和的解決に取り組んでいくと述べた。
今年の1月2日に、サウジアラビアはテロ犯罪者47人の死刑を執行したと発表し、中東のシーア派民衆の大規模な抗議行動を引き起こした。2日の夜には、イラン人のデモ隊がイランのサウジアラビア大使館を襲撃し、建物の一部に放火したことから、サウジアラビアは3日イランとの国交 断絶を発表した。
シリアの対立各派の問題でサウジアラビアとイランのそれぞれが持つ立場を支持することから、外部は両国関係の悪化が、間もなく始めるシリア政府と野党との初対面交渉に影響を及ぼすのではないかと懸念している。
(新華社より)
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