6日は二十四節気の小寒(しょうかん)。寒さが最も厳しくなる時期の前半とされ、シベリアからの寒気の影響を受けて、中国のほとんどの地域で北西の風が吹く。寒い日が続くこの時期は、暖かいものを食べたり飲んだりすることを心がけるほか、中国には家にこもって、9日間を1つの単位とし、冬至から春までの9日間を9回数える歌「数九歌」を子供に教えたり、春を待つ絵「九九消寒図」に書かれた梅の花びらを赤く塗りつぶしたりする習慣があることも忘れてはならない。人民日報海外版が報じた。
1、春節の準備が開始
小寒の時期になると、体を冷やさないように対策を講じなければならないほか、春節(旧正月、今年は2月8日)も近付き、多くの人が、春聯(春節に家の玄関などに貼る縁起の良い対句が書かれた赤い紙)や窓に張る切り絵細工、年画(新年に家の門や扉、壁等に飾る版画)、飾りちょうちん、爆竹、線香などの準備を始める。
この時期には、羊肉の鍋やクリ、焼きイモなどを食べるといい。中国では、冬至から始まる27日間の間に栄養をしっかりとれば、次の一年に病痛が起こらないと言われている。羊肉は特に体を温めてくれることで知られる。
2、 「九九消寒図」で春の到来を待つ
元の時代(1271-1368年)から、皇宮や民間まで「九九消寒図」を楽しむ習慣が流行した。その形も、銅のお金、梅の花、文字、ひょうたんなど多彩だ。遊び方は、梅の木の絵を化粧台などに貼り、冬至から毎日、1日に一枚その花びらにほお紅などで色を付けていく。そして、元々白かった81枚の花びらに全て色が付くと、美しい梅の木になり、窓の外には春が訪れている。
小寒は、三九(寒の内)と呼ばれる冬の最も寒い時期に当たり、それも「九九消寒図」を描いたり、「数九歌」を歌ったりする習慣と密接な関係がある。そのようにして、寒さを忘れ、冬を楽しく過ごそうという習慣だ。
3、地方によって異なる臘八粥の具
中国には、小寒に臘八粥(典型的には8種類の穀物を入れて煮込んだお粥のこと)を食べるという習慣もある。
最もこだわりがあるのは北京の臘八粥。お米のほか、ナツメやハスの実、クルミ、栗、アンズの実、松の実など20種類以上の具を入れる。旧暦12月7日の夜に、お米を洗い、具の用意を済ませ、夜中から早朝まで弱火でそれを煮込む。
陝北高原では、お米や豆のほか、干した果実、豆腐、肉などをお粥に入れる。食べた後は、残ったお粥をドアやかまど、外の木などに塗り、魔よけをして翌年の豊作を願う。また、旧暦12月8日は野菜を食べない。この日に野菜を食べると、田畑の雑草が増えると言われている。
4、中国医薬を作ったり、スポーツで体を温めたり
小寒の季節は、中国医学の医師や薬屋は繁忙期となる。冬になってから作った膏方(生薬から煮出した成分にデンプンなどを加えて乾燥させ、粒状にした物)はこの頃、底をつき始めている。この頃にもう一度作り、春節のころまでに備える人もいる。
南京の人は、小寒の季節に、縄跳び、羽根蹴り、鉄の輪転がしのほか、擠油渣渣(壁の前に数人が並び体をこすり合わせ合う)、闘鶏(片足を手で持ち上げ、片足で立ち、相手を倒す)などで遊ぶ。また、雪が降ると、雪合戦をしたり、雪だるまを作ったりして遊ぶ。そうすると、寒い日でもすぐに体が温まり、血液の循環もよくなる。
(人民網日本語版)
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