インドの政府関係筋が2日伝えたところによりますと、インドの治安部隊は、この日の夜の時点でなお、インド北部の空軍基地を襲撃した武装勢力との銃撃戦を継続しているとしています。これまでに、武装勢力のメンバー5人を射殺したほか、インド治安部隊の兵士4人も銃撃戦によって死亡したということです。
現地メディアの報道によりますと、武装勢力は少なくとも6人いるということで、彼らは2日早朝、パキスタンとの国境に近いインドのパタンコート空軍基地に潜入し、基地内のミグ戦闘機と軍用ヘリコプターの破壊を企みました。しかし、基地潜入後すぐ、警戒状態にある治安部隊との間で激しい銃撃戦になり、5名が射殺されました。現在のところ、銃撃から逃れた武装勢力のメンバーがまだ基地内に潜伏している可能性があるため、インド治安部隊が引き続き捜索を行っているということです。
インドのモディ首相は、治安部隊の行動を高く評価し、自分のツイッターのアカウントに投稿、襲撃者の狙いはインドの発展と進歩を阻止することであり、治安部隊はその企みを挫いたと賞賛しました。
今回の襲撃は、パキスタンとの国境に接しているインドのパンジャブ州で起きたこの半年中2回目の襲撃事件です。2015年7月に武装勢力が起こしたパンジャブ州の国境にある町を襲撃した事件では、10人が命を落としています。
(中国国際放送局)
関連記事: