日本メディアの報道によると、「2015年 今年の一皿」に、漫画家うえやまとち氏の漫画「クッキングパパ」に登場した「おにぎらず」が選出された。
「今年の一皿」は、日本のレストラングルメ検索サイト「ぐるなび」と「ぐるなび総研」(GRI)が行っているもので、その年の世相を反映した話題のメニューが選ばれる。
今年選出された「おにぎらず」の元となった漫画「クッキングパパ」は、講談社の「週刊モーニング」に連載されている。 「おにぎらず」の作り方は、海苔の上に一層ご飯を敷き、その上に具を並べ、海苔の四隅を中心に向けて折り、最後に半分に切るだけ。包丁を入れると、断面からはっきりと中の具材が見えるのが特徴となっている。
選出の理由についてGRIは次の数点を指摘している。
(1)訪日外国人観光客が史上最大規模となる中、日本の伝統のおにぎりを「にぎらない」という逆転の発送で新鮮な食体験をもたらした。
(2)「おにぎらず」は外食においても広がりを見せ、飲食店でのメニュー導入数が急増した。
(3)米の消費量減少が問題化する中、「おにぎらず」は新奇な発想で米の可能性を広げた。
(チャイナネット)
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