中国には、「360業種のすべてに優秀な人物はいるものだ」ということわざがある。だがインターネットであらゆるものがつながった今、職業の種類は360をはるかに上回り、日々新たな職業が生まれている。人民日報が伝えた。
例えば人々が観光地で人の波にもまれている時、「旅行体験師」は、新たに観光開発された島を訪れ、観光プロモーションの文章をインターネットにアップし、「最も美しい仕事」を楽しんでいる。
例えば人々がオンラインゲームに熱中している時、「ネットワークデータアナリスト」は、ゲームの人気度やニーズ、広告収益などをデータを通じて解析し、効果的なマーケティングを可能としている。
例えば人々がネットで安い商品探しに頭を抱えている時、「ネット購入値段交渉師」は、商品の市場状況に対する理解と高い交渉術によって、「さらに安く」という人々の願いを叶え、サービス料を稼いでいる。
インターネットの「職業地図」は現在、絶えることなく更新されている。人的資源 社会保障部（省）が公表した2015年版の「中華人民共和国職業分類大典」には、インターネットにかかわる新たな職業が10数件挙げられている。だがインターネットを通じた職業の多くはまだ芽を出したばかりで、国家の認められた正式な職業になるための道はまだ長い。
