【新華社昆明11月12日】王毅外交部長は11日、雲南省景洪で瀾滄江―メコン川対話協力第1回外相会議の出席のために訪中したミャンマーのワナ・マウン・ルイン外相と会見した。
王毅部長は次のように指摘した。中国とミャンマーは隣接し、長期的な友好の伝統を有している。中国とミャンマーが友好的な互恵協力を発展させることは両国および両国人民の根本的利益に合致する。中国側はミャンマー側との経済貿易協力を引き続き強化し、「一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の共同建設のプロセスにおいて、より多くの二国間協力プロジェクトを展開し、国内の民族和解のプロセス推進のためにミャンマー側が行ってきた努力を支持し続け、両国国境地帯の安定を共同で維持していく。瀾滄江-メコン川の協力は沿岸6カ国の利益とサブ地域の協力の趨勢に一致しており、水到渠成(時機が熟せば物事は自然に成就する)で情勢によって生まれ出ている。ミャンマー側が引き続き積極的な役割を発揮し、瀾滄江-メコン川の協力を共に推進してゆくことが望んでいる。
ワナ・マウン・ルイン外相は次のように表明した。ミャンマー側は「一带一路」の枠組みのもとで両国の経済貿易やインフラによる協力強化を期待しており、中国側と国境地帯での違法な犯罪及びクロスボーダーテロを共同で掃討し、国境地帯の平和と平穏を着実に守ることができるよう望んでいる。ミャンマー側は瀾滄江-メコン川の協力を通じて、ミャンマー、中国及び地域国家の友好関係や互恵協力を促進し、各国民衆の友好往来を促進できるよう期待している。
(新華網日本語)
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