中国大陸の指導者•習近平氏と台湾の指導者•馬英九氏の会談が7日午後、シンガポールで行われ、積極的な共通認識に達しました。
中国共産党中央台湾活動弁公室、国務院台湾事務弁公室の張志軍主任は記者会見で、「今回の両岸指導者の会談で、双方は両岸関係の平和的な発展について積極的な共通認識に達した」と述べました。
その共通認識は以下の通りです。双方は2008年以降、両岸関係の平和的な発展で収めた重要な成果を認めたということです。双方は、『九・二共通認識』を引き続き堅持し、共通した政治的基礎を強固なものにし、両岸関係の平和的発展を推し進め、台湾海峡の平和と安定を維持し、意思疎通と対話を強化し、両岸の交流を拡大させ、互いの協力を深化させ、互恵共栄を実現して、両岸の人々に恩恵をもたらしていくということです。両岸同胞はいずれも中華民族であり中華民族の子孫であることから、手を携えて協力し、中華と民族の復興のため、努力していくべきだということです。
張志軍主任は「この積極的な共通認識は両岸関係の長き発展を推し進めていく上で重要な意義がある」と述べました。
(中国国際放送局)
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