【新華社ベルリン11月6日】ドイツのアレキサンダー・ドブリント運輸大臣は4日、連邦議会で、フォルクスワーゲン(VW)のガソリンエンジン車約9万8千台に二酸化炭素(CO2)排出量に関する「不整合性」が見つかったことを明らかにした。運輸省はCO2排出量の不正操作について、VWグループに対しさらに厳重な措置を講じる方針を示した。
VWグループはその前日に、同グループが製造したCO2排出量に関する「不整合性」が確認された車両は約80万台に上り、大多数はディーゼルエンジン車であることを認めた。メディアの報道によると、今回の不詳事によるVWグループの損失額は20億ユーロ前後に達すると推計される。
VWグループは先日、窒素酸化物排出量の不正操作が発覚したが、さらに二酸化炭素排出量の問題も浮上し、さらに窮地に追い込まれると予想される。
(新華網日本語)
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