現地時間の10月21日、習近平国家主席はロンドン・ダウニング街の首相官邸で英国のキャメロン首相と会談した。(新華社記者 鞠鹏 摄)
【新華社北京10月26日】習近平国家主席が英国を公式訪問するにあたり、外交部の王毅部長は先日インタビューに応じた際、今年は世界の平和と発展のプロセスにおいて一挙手一投足が全局面を左右する年で、中国と英国はその中で重要な地位を占有することがすでに定められている。新型国際関係構築のプロセスの中で、中英には誠実に協力し合う良きパートナーとなる十分な理由があるとの見方を示した。
中英関係に話が及ぶと、王部長は次のように語った。新型国際関係構築のプロセスの中で、中英には誠実に協力し合う良きパートナーとなる十分な理由がある。習近平主席の英国公式訪問は、中国の国家主席による10年ぶりの訪英で、中英の全面的戦略パートナーシップが新たな10年を迎える歴史的な訪問でもある。今回の訪問がきっと中英の全面的戦略パートナーシップのレベルを一層向上させ、双方が協力・ウィンウィンを核心とする新型国家関係を共同構築する方面で、新たな一歩を踏み出すのを推進することができると信じている。
王部長は次のような見方を示した。中英は平等で相互に信頼し合える良きパートナーになるべきだ。両国は社会制度や発展の段階、歴史文化は異なるが、互いに尊重し合い、平等に待遇し、政治的相互信頼を絶えず増進させ、長期的・戦略的視野で一貫して両国関係を取り扱うことができれば、中英関係は持続的、安定的且つ健全な発展が可能であることを中英関係の歴史が繰り返し証明している。
王部長は、次のように語った。中英は互恵的発展を促進する良きパートナーとならねばならない。双方は発展戦略のドッキングを拡大させ、イノベーション、生産能力、金融の成長といった分野での実務的協力を強化し、両国の人民により恩恵を施すべきだ。
王部長はまた、次のように語った。中英は安全保障を共に促す良きパートナーにならねばならない。中国側は英国側と国際や地域の問題について引き続き疎通・調和を強化し、世界の平和と安定を共に促進することを望んでいる。
王部長は、次のような見方を示した。中英は包容し互いに学び・参考にし合う良きパートナーにならねばならない。中国側は英国側と人的・文化的交流を一層深め、観光、地方、青年、女性などの分野における交流や協力を開拓し、中英の友好をさらに人心に深く入り込ませたい。
王部長は更に、新しい時代の背景のもと、中英はきっとチャンスを掴み、時流の勢いに乗り、習近平主席の今回の訪英を新しいスタート地点として、両国関係の「黄金時代」の新たな1ページを切り開くだろうと語った。
(新華網日本語)
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