【新華社10月26日】ロイター通信の22日の報道によると、日本は高速鉄道の受注競争の優位性を勝ち取るため、インドに150億ドルを融資する方向で検討しているという。
インドはすでに日本を選んで、総延長505キロメートルの高速鉄道建設の可能性に関する見積もり調査を依頼している。この鉄道はムンバイとアフマダーバードを結ぶ。アフマダーバードはインドのナレンドラ・モディ首相の故郷で、商業の要衝だ。
この路線はインドが計画した初の高速鉄道でもある。共同通信は先ごろ、日本・安倍晋三首相が下準備として今年12月にインドを訪問し、このプロジェクトの最終決定を勝ち取り、インドで初の高速鉄道の新幹線技術の採用を目指すと公表した。
インド国鉄道省(Ministry of Railways)に属するA.Kミッタル(音訳)鉄道委員長は「高速鉄道技術を提供する企業は数多くありますが、技術と資金を同時に提供するのは日本の1社だけです。」と述べている。
日本はインド向けに、ムンバイ—アフマダーバード間の鉄道建設コストの80%に相当する無利子貸付を提供し、その見返りとして、インドは日本企業から新幹線列車の前頭部と車両などを含む30%の設備を購入する必要があるという。
(新華網日本語)
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