創業者のシュ― ヘフナー氏
美女のヌード写真は読者を引きつける成人向け雑誌の「シンボル的存在」だったが、米国の老舗男性雑誌「プレイボーイ」は12日、誌面で女性のヌード写真を掲載しないと発表した。理由として、インターネットで様々なアダルトコンテンツが掲載されるようになり、誌面での写真が時代遅れになったからという。
「プレイボーイ」のスコット フランダースCEOは「2016年3月より誌面での女性ヌード掲載を終了することを創業者のシュ― ヘフナー氏と合意した」と述べた。また「現在、ネットをワンクリックすれば無料で色んなものをみることができる。ヌード写真は時代遅れだ」と続けた。報道によると、「プレイボーイ」は「プレイメイツ」は残してセクシーな写真は掲載するが、内容は「PG-13 指定」(13歳未満の鑑賞には、保護者の強い同意が必要)に変更するという。
今回の改編に際し「プレイボーイ」のコーリー ジョーンズ編集長は「私が12歳だったら今の状況にはとても失望するが、正しい決断だ」と話す。
「プレイボーイ」は1953年にヘフナー氏によって創刊され、創刊号にはマリリン モンローのグラビア写真を起用し、男性雑誌の代名詞となった。米国メディア監査連盟のデータによると「プレイボーイ」は1975年には約560万部を売り上げていたが、今年は80万部にまで落ち込んでいるという。
(人民網日本語版)
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