米国の隔月誌「ナショナル・インタレスト」ウェブサイトの6日の報道によると、日本はまもなく、早期警戒機「E-2D」(先進型ホークアイ)4機を入手する。中国の戦闘機「J-20」や「J-31」の脅威に対抗し、強力なミサイル探知能力を可能とする秘密兵器となる。
報道によると、「E-2D」には、機械/電子走査UHF(極超短波)バンドレーダーが搭載され、米海軍の先進的な「海軍統合火器管制-対空」(NIFC-CA)システムとリンクすることもできる。UHFレーダーは、ステルス戦闘機に対抗する有効な手段として友軍と敵軍の双方から評価されている。
探知可能な対象には、「J-20」(成都飛機工業公司)や「J-31」(瀋陽飛機工業集団)、「PAK-FA」(ロシアスホーイ)、さらに米ロッキード・マーティン社製の「F-22」(愛称ラプター)と「F-35」(統合打撃戦闘機)も含まれる。つまり「E-2D」の「AN/APY-9レーダー」は、「J-20」や「J-31」のようなステルス戦闘機も探知できるということである。
日本にとっては、中国と朝鮮の脅威が日増しに高まっていることを考えれば、超音速対艦ミサイルやステルス低空巡航ミサイル、戦域弾道ミサイルに対抗する「E-2D」の防衛能力の魅力は極めて大きい。日本が「F-15」(イーグル)などの戦闘機をアップグレードして「NIFC-CA」を活用できるようにすればその能力は格段に高まり、「J-20」と「J-31」への中国の投入を無駄にするという効果はおまけにすぎなくなる。
(チャイナネット)
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