ロシアのラブロフ外相は1日、ニューヨークの国連本部で「ロシアのシリア空爆はテロを対象としたもので、アサド政権を守るためではない」と述べました。
ラブロフ外相はこの日の記者会見で、「シリアのアサド大統領の要請に応じ、ロシアは空爆を行った。我々の攻撃対象はテロリストであり、テロリズムである」としました。
ラブロフ外相は、また「ロシアは一貫してテロ撲滅という立場をとっている。攻撃対象は過激派組織『イスラム国』などのテロ組織だ。この点において、ロシアはアメリカと同じスタンスだ」と話しました。
さらに、「一部の人が、アメリカをはじめとする有志連合の行動をシリア問題解決のための政治手段とみなしたり、ロシアの行動はシリア政府保護のためだととらえているが、これは不公正だ」と指摘しました。
(中国国際放送局)
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