中国の王毅外相は9月30日、アメリカのニューヨークにある国連本部で、中東及び北アフリカ地域の衝突と地域テロ主義の脅威についての安全保障理事会閣僚級会合に出席し、国際反テロ協力について中国の立場を表明しました。
王外相は「テロリズムは人類共通の敵だ。中東情勢が今日のように変化したことは、テロリズムに善悪はなく、反テロはダブル・スタンダードを設けてはいけないことを証明するものだ。中国は、国連の枠組み内で、幅広く総合的な国際反テロ協力を展開することを提案する。その方法には、ネットテロリズムの取締り、暴力的極端思想の予防、テロ組織の資金ルート切断、テロ関係者の移動の阻止、反テロ情報の交流強化のほか安保理の役割を充分に発揮していくことも重要である」と述べました。
(中国国際放送局)
関連記事: