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【新華社北京9月21日】今後3年にかけて、中国が自主研究開発を行った技術は、全国民航旅客機の衛星番組の生中継の実現を支援することができる。中国の民航旅客機におけるテレビ放映サービスの空白がカバーされ、民航業の情報化水準が全面的に向上すると見られる。
記者が20日に中国国際航空股份有限公司から得た情報によると、「旅客機搭載衛星生中継テレビ受信・サービスシステム」の研究開発に成功し、実用化がスタートした。中国工程院院士、全国の著名な専門家で構成された技術鑑定委員会は次のような見解を示した。このシステムは国際先端水準を備え、中国民航旅客機の飛行過程でテレビ番組放送のリアルタイム受信における空白を埋めたことで、幅広い応用の将来性が広がった。
このシステムは中国民航局の安全基準に照らして認可を得た後、複数回に及ぶ空中でのテスト飛行で、ユーザー体験が良好であるという結果が出た。 鑑定委員会の専門家が今週末、北京から成都へのフライトに搭乗し、飛行中にテレビ番組の放送を実際に視聴し、プロジェクトチームの報告を聴取した。
(新華網日本語)
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