9月4日、米国のワシントンで、ケネス・リバソール氏は新華社記者の特別取材を受けている。
【新華社ワシントン9月22日】米国の著名な中国問題専門家で、ブルッキングス研究所の上級研究員、ケネス・リバソール氏(中国名・李侃如)は先日、新華社記者の取材に応じた際、中国の習近平国家主席と米国のオバマ大統領により間もなく行われる会談では、中米両国の協力を建設的に推進し、プラスの成果を獲得する見込みがあるとの見方を示した。
「国際と地域の重大問題に手を携えて対応するため、中米両国は現在、二国間関係やそれぞれのパートナー国との関係を調節しているところです。両国の元首による会談が、双方の一部の問題について深い接触を推し進めるためにチャンスを与えたことは、両国関係の発展に対し極めて重要です」と李侃如氏は語った。
李侃如氏は、今回の「習オバマ会」(習近平国家主席とオバマ大統領の中米首脳会談)が両国の民衆に次のような情報を伝えるよう望んでいる。中米間にいくらかの食い違いや摩擦が存在していても、両国が共通の利益と世界の利益から出発し、協力を引き続き維持し、また食い違いを管理してゆける。李侃如氏は今回の会談の成功を期待している。