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【新華社香港9月21日】中国の重要な文化メディアの投資運営機構である華人文化産業投資基金 (CMC) は、米国・ハリウッドの著名な映画会社、ワーナー・ブラザーズと20日、香港に本部を置く「旗艦影業」を共同で出資・ 設立させ、中国語と英語の映画を共同で開発し、世界市場に向けて発行すると発表した。
CMCの黎瑞剛董事長(会長)は、次のように表明した。世界市場に向けての互恵・ウィンウィンは、中米の映画機構が今後積極的に模索してゆく協力の方向だといえる。「ワーナー・ブラザーズとの協力を通じて、CMCは世界一流の大作映画のアイデアや開発経験、制作・発行体制及び技術的な運営手段を、中国の文化、人材、市場と結び付け、中国映画の国際化に向けて革新的なプラットフォームを創り出す見通しです。」
ワーナー・ブラザーズの会長のKevin Tsujihara氏は、ワーナー・ブラザーズはCMCとのこの新しい合弁の枠組みにおける協力を期待しており、これはワーナー・ブラザーズが現在成長を遂げつつある中国の映画産業をより一層理解する手助けとなるだろうとの見方を示している。
協力の双方は、次のように表明している。旗艦影業は中米両国に跨り、米国・ハリウッドと中国の香港および中国の内地の映画資源を統合する戦略的協力であり、中米両国の人文交流の実質的な成果でもあり、中国映画の産業化、システム化建設の推進を助力し、双方による人材交流や学習を深め、高品質な中国語の力作や国際的な大作を生産・発行し、良質な内容や中国のストーリーのある映画を鑑賞したいという中国と世界の観衆のニーズを満たすことができるだろう。
(新華網日本語)
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