天津大学は2016年度から選択科目に「恋愛学理論と実践」科目を設置。学生らの間で話題になっている。中青在線が報じた。
「恋愛科目」の教壇に立つのは教師ではなく、同大学のサークル「鵲橋会」のメンバー。2013年に立ち上げられた同サークルは、これまでにもさまざまな出会いの場を設けるお見合いイベントを企画してきた。同大学は今年、課外実践教育授業の改革を実施。学生サークルなどにも、教える側として各授業に参加し、学生の需要を満たすよう呼びかけてきた。そして、「鵲橋会」は、「恋愛学理論と実践」の授業の教壇に立つことが認められた。
普通の科目と異なり、同大学の「恋愛科目」の成績は、授業ノートと学期末に行われる舞台劇の結果で決まる。舞台劇は「恋愛」をテーマに、グループに分かれて製作する。クリエイティブに富んでいれば高得点となる。「鵲橋会」の責任者・叢穎さんは、「課外実践という性質を含んでいるため、型どおりの基準はない。授業で学んだ知識を応用して、恋人を見つけたら満点をあげることもある。もちろん、授業をちゃんと受けるのが前提だ」と説明する。
ネットユーザーらは、「私が通っている時はなかったのに」、「授業に出て、いろんな人と知り合えるだけでなく、恋人まで見つかる。本当に信じられない。これ以上のいい授業はないだろう」など、うらやむ声を上げている。
(人民網日本語版)
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