ニールセンの研究によると、インスタント食品の販売量の22%はネットの通販限定商品で、マタニティ ベビー用品、セルフケア製品などの重要品目も似たような状況だ。通販限定商品の人気は小売企業にとってみれば、市場の潜在力がさらに発揮されるのを待っていること、実店舗の売り上げに影響しなければチャンネルを開拓するチャンスがあることを意味している。消費財市場ではオンラインでの売上が全体の24%を占めており、増加ペースをみると、ネットチャンネルの増加率が伝統的チャンネルの6倍に達した。中国市場のネット通販の発展ペースは驚異的だが、これはネットチャンネルが実店舗での売り上げに取って代わることを意味しない。実店舗には引き続き独自の競争上の強みがあるからだ。
李副総裁は、「消費者がただ1つの買い物スタイルを選んで消費する時代はもう終わった。消費者は買い物に際し、便利さ、快適さ、価格などの要因を検討して決定を下す。消費者はオフライン消費の体験を放棄しようとは思わないし、オンラインショッピングの便利さも享受する。こうした流れはオンラインとオフラインとそれぞれのショッピングへの期待値を融合させる流れを生み出し、メーカーや小売企業にとって、チャンスでもあり挑戦でもあるといえる」と話す。
(人民網日本語版)
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