アメリカ議会下院は11日、イラン核問題の最終合意の承認に反対する決議を可決しました。一方、上院では最終合意の承認に反対する決議が通過しておらず、今回の下院の反対は、アメリカ議会での最終合意承認に影響はないということです。
アメリカ議会下院では、数時間にわたる激しい討論が行われ、賛成が162票、反対が269票で、イラン核問題の最終合意の承認に反対する決議が可決されました。
オバマ大統領は同日声明を発表し、「イランによる核兵器の再保有を阻止するためにも、最終合意を着実に履行しなければならない」と強調しています。
(中国国際放送局)
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