【新華社長春9月1日】記者がこのほど、開催された中国—東北アジア博覧会第１回東北アジア電子商取引資源リンケージ大会で取材したところによると、中国の越境電子商取引は現在、高度成長期にあり、越境電子商取引を行う貿易会社は２０万社を超えている。
中国商務部電子商務・情報化司の聶林海副司長は、次のように説明した。中国で越境電子商取引に従事する企業は５,０００社に達した。２０１４年の中国越境インターネット小売り販売取引額は４,４９２億元に達し、前年同期比で４４％増加した。このうち、輸入額は１,２９０億元で、前年同期比で６０％増加し、輸出額は３,２０２億元で前年同期比で４０％増加した。
国家情報化専門家諮詢委員会の楊国勳副主任は、次のように述べた。越境電子商取引は「オンラインシルクロード」とみなされ、その情報疎通によって障害を克服し、スタートから急速に展開する特徴は、一帯一路戦略の構図を推進する突破口及び切り口になると期待される。楊国勳副主任は、越境電子商取引は近年、超高速の発展を遂げ、国際金融危機を背景に、情勢と逆行して奮い立ち、独自の立場を築き上げ、新しい経済成長軸と発展の新しい原動力を形成してきたと考えている。
楊国勳副主任はまた、次のような見解を示した。中国の越境電子商取引はここ数年、急成長しているが、総量はまだ大きくない。国際的に小さい割合でしかないため、政府と社会各界は継続的に支援する必要がある。電子商取引及びそのサービス業においても新しい思考方法を切り開き、義務と権利に対する正確な考え方を維持し、秩序のない競争を克服し、誠実と信義のシステムを強化し、プレセールス・アフターセールスサービスを改善し、輸入と輸出のバランスを維持し、持続的で、安定な発展を保つ。
（新華網日本語）
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