【新華社北京7月21日】ナルド・カベルカ・アフリカ開発銀行総裁は20日北京で、アフリカ開発銀行はアジアインフラ投資銀行(AIIB)の将来性が高いとみなしており、また双方が今後手を携えて協力し、アフリカのインフラ建設を共に促すことができるよう期待していると表明した。
カベルカ総裁は訪中期間中、中国グローバル化シンクタンク(CCG)の主催する交流会に参加した際、上述の表明を行ったのだ。「AIIBは21世紀の新型金融機関のために素晴らしい手本を与えました。」カベルカ総裁は、21日にAIIBの関係者と会えることを非常に期待していると表明している。
カベルカ総裁は、世界中で、特にアフリカでは、インフラ投資の資金が非常に不足しており、また国際開発金融機関の新メンバーとして、AIIBの設立はインフラ融資のために新たなルートを提供したとみなしている。
カベルカ総裁は「現在、アフリカの毎年のインフラ投資では約500億ドルの資金が不足しています。」と語り、また「アフリカ開発銀行はAIIBと共に、手を携えてアフリカのインフラ建設を共に促すことができるよう切望しています。」と語っている。
カベルカ総裁はまた、中国とアフリカ開発銀行の協力は長い歴史を持ち、その成果が著しいとも言及している。
(新華網日本語)
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