2015年5月27日、韓国のコリア・タイムズによると、韓国の製菓大手オリオンの主力商品「チョコパイ」の今年1~3月期の世界売上高が1120億ウォン(約123億円)となり、史上最高額を記録した。四半期ベースで1000億ウォンを突破したのは、韓国の製菓業界では初めてのことだという。
同商品は1974年に発売され、韓国では国民的洋菓子として愛されている。また、国外での人気も高く、1~3月期の売り上げは中国が550億ウォン、ベトナムが230億ウォン、ロシアが100億ウォン。その他、インドや朝鮮でも大人気だという。
同商品は、世界のチョコパイ市場をめぐって、地場ロッテ製菓の類似商品と争ってきたが、2012年以降は順調に売り上げを伸ばし続け、今年は4000億ウォン(約440億円)突破を目指している。同社関係者は「各国の市場に合わせた販促活動を展開したことが成功につながった」と述べている。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。
「チョコパイは素晴らしい発明品だ!いくら食べても飽きがこない」 「おいしいのに、値段が高過ぎて食べられないのが悲しい」 「チョコパイは韓国ドラマでもよく食べられている。だからこんなに人気が出たのでは?」
「オリオンは中国企業じゃなかったの?」 「量を減らして価格を上げても批判されない不思議なパイ」 「チョコパイといえばオリオン、オリオンといえばチョコパイ!元祖が一番おいしい」
(新華網日本語)
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