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第7回中米戦略 経済対話の見どころ
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2015-06-25 08:40:09 | チャイナネット | 編集: 王珊寧

  「人民元のSDR通貨バスケット入りに関しては、米国は原則的に支持しているが、これまでの『人民元の自由兌換不可、SDR通貨自由使用の基準に合致しないこと』という理由で早期の人民元採用を阻止するスタンスは変わらないだろう。これも中国が2010年に人民元のSDR入りができかった理由だった」と鄭氏が言う。

  「米国は人民元の通貨バスケット入りを阻止しないだろう。人民元がSDR入りの要求に見合うかどうかについて、IMFの審査にゆだねるというのが米国の態度となるだろう」と、ピーターソン国際経済研究所の尚英傑中国プロジェクトマネージャーが話す。一方、「人民元の世界通貨入りを支持する世界その他の国々の態度を考慮すると、米国だけが反対する、或いは中国に対して厳しい要求を切り出すといういずれのやり方も賢明とは言えない」とあるアナリストがそう分析している。

  「中国が米国の固執している人民元の自由兌換という条件を飲むなら、個人的には得より損の方が大きいと思う。SDRは政府使用に限定されているもので、発行量が少ないうえに制限も多いからだ」と鄭氏が指摘する。

  (写真/新華網日本語 文字/チャイナネット)

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