18日、隆尭県北楼郷のアパレル企業で、京繡製品を制作する作業員。(隆尭=新華社記者/駱学峰)
【新華社邢台7月30日】中国河北省邢台市隆尭(りゅうぎょう)県はここ数年、アパレル産業のモデル転換・高度化を力強く推進してきた。地元企業に伝統的な刺しゅう技法の「京繡(きょうしゅう)」などを取り入れ、旗袍(チーパオ、チャイナドレス)や手刺繡などの無形文化遺産に関連した製品を開発するよう奨励。また、地元の「留守婦女」(出稼ぎ労働者の妻)に刺繡技術の訓練を受ける機会を無償で提供した。これにより、アパレル産業の発展を推進するとともに、伝統的な無形文化遺産の継承を促している。