4日、北京航天飛行制御センターのモニターに映し出された船外作業を行う宇宙飛行士。(北京=新華社記者/金立旺)
【新華社北京7月5日】中国有人宇宙プロジェクト弁公室は4日、中国が建設を進める宇宙ステーションで乗組員が初の船外活動に成功したと発表した。
宇宙ステーションのコアモジュール「天和」に滞在する有人宇宙船「神舟12号」の宇宙飛行士が同日午後2時57分(日本時間同3時57分)、緊密な協同作業の下で実施した約7時間の船外活動を終え、予定されていた全ての任務を完了させた。船外に出た劉伯明(りゅう・はくめい)、湯洪波(とう・こうは)両飛行士は、無事に「天和」へ戻った。
今回の船外活動は、2008年の「神舟7号」有人飛行任務に次ぐ、中国の宇宙飛行士による2度目の船外活動となった。