【新華社北京６月８日】中国国家衛生健康委員会は８日、３１省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団からの報告により、新型コロナウイルスの感染者が７日、新たに３３人確認されたと発表した。内訳は本土症例１９人（全て広東省）と輸入症例１４人（広東省３人、内モンゴル自治区２人、上海市２人、福建省２人、北京市１人、天津市１人、江蘇省１人、四川省１人、雲南省１人）となっている。死者と感染の疑いがある患者は新たに確認されなかった。新たな退院者は２７人で、経過観察が解除された濃厚接触者は７５６人だった。

   ８日午前０時時点の中国本土の感染者数は４０９人で、うち重症者が前日と同じ１０人となっている。

   輸入症例患者は現在２９１人で、うち重症者がいない。感染の疑いがある患者は２人だった。輸入症例の累計感染者数は６１６５人で、うち５８７４人が既に退院しており、輸入症例の死者は確認されていない。

   ７日に新たに確認された無症状感染者は１６人（全て輸入症例）。同日に確定診断された感染者は１２人（うち輸入症例３人）で、経過観察が解除されたのは８人（うち輸入症例７人）だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は３７２人（うち輸入症例３４８人）となっている。

   ８日午前０時時点の中国本土の累計感染者数は９万１３００人で、退院者は８万６２５５人、死者は４６３６人となった。特定された濃厚接触者は累計１０３万１３３１人で、現在も８６９５人が経過観察を受けている。

   香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計２万３４０７人で、内訳は香港特別行政区が１万１８６５人（退院１万１５８４人、死者２１０人）、マカオ特別行政区が５１人（退院５１人）、台湾地区が１万１４９１人（退院１１３３人、死者２８６人）だった。

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